こんにちは、SAKIです☺︎ フリーイラスト素材サイト「にほんご素材帖」を運用しています。
このコラムでは、日本語を教える先生方の仕事や日々に、「これいいかも」と思える道具やアイテムを紹介しています☺︎ 今回は、「にほんご素材帖の教材」制作への思いとあわせてご紹介します。
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日本語教育には、長年使われてきた信頼できる教科書がたくさんあります。
そうした教材を中心にレッスンを進める中で、
- 「今日は少し違う活動をしてみたい」
- 「急に単発レッスンが入ってしまい」
- 「予定より早く終わって時間が余った」
そんな経験はありませんか。
「にほんご素材帖の教材」では、メインの教科書に代わる教材ではなく、オンラインレッスンでの活用を想定した、必要なときに気軽に取り入れられる補助教材を制作しています。
日本語教育を取り巻く環境の変化
近年、日本語を学ぶ人は国内外で増えています。
国際交流基金の2024年度「海外日本語教育機関調査」によると、海外の日本語学習者数は400万人を超えました(1)。また、文部科学省の「令和6年度日本語教育実態調査」では、日本国内の日本語学習者数も29万人を超えています(2)。
また、コロナ禍以降、オンライン授業は一つの授業形態として定着しています(1)。
一方で、個人レッスンを提供するオンラインプラットフォームも広く利用されるようになり、オンラインで日本語を学ぶ機会は以前より身近になっていると感じます。
今後は、オンライン学習環境の定着に伴い、デジタル教材の重要性はさらに高まると考えられます。
参考文献
(1)国際交流基金『2024年度 海外日本語教育機関調査』
参照資料:第一章「調査結果概要」(pp.7, 10)
https://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/survey/result/dl/2024/overview.pdf: 「授業づくりの素材」を目指す「にほんご素材帖の教材」(2)文部科学省『日本語教育実態調査-令和6年度 結果の概要-』
参照資料:令和6年度日本語教育実態調査結果(p.6)
https://www.mext.go.jp/content/20251114-mxt_nihongo01-000045594_2.pdf: 「授業づくりの素材」を目指す「にほんご素材帖の教材」オンラインレッスンで使用する教材
オンラインレッスンでは、画面共有機能を使って授業を進める先生も多いと思います。
しかし、教科書は著作権や利用条件の関係から、自由に複製したり画面共有したりできるとは限りません。そのため、講師と学習者がそれぞれ同じメイン教材を用意し、同じ内容を見ながら進める形が一般的だと思います。
一方で、講師と学習者が異なる国・環境にいるなど遠隔でのやり取りであるため、それ以外の補助教材まで同様に揃えることは難しく、講師が自作した教材やフリー素材を活用している場合が多いかと思います。
そのため、教材の準備にはどうしても時間がかかることが多いのではないでしょうか。
にほんご素材帖の教材ができること
「にほんご素材帖の教材」は、1回のダウンロードで、ご担当の学習者への配布・共有が可能な形式としています。これにより、オンラインレッスン時にも安心して活用できる教材を目指しています。
また、メイン教材がレッスンや学習者によって異なるからこそ、それを補完できるような「細かく使えるパーツ」として設計しています。
完成された教材というよりも、
「あと10分使いたい」
「この部分だけ使いたい」
「自分の教材に組み込みたい」
そんな場面で役立つ、小さなパーツを提供できたらと考えています。
フリーイラスト素材サイト「にほんご素材帖」と区別するために「にほんご素材帖の教材」という名称を使っていますが、私の中では「完成された教材」というより、「授業づくりの素材」というイメージに近いです。
最後に
フリーイラスト素材サイト「にほんご素材帖」と「にほんご素材帖の教材」は、どちらも素材数はまだ多くありませんが、これから少しずつ増やしていけたらと思っています。
この存在に気づいてくださった方に使っていただき、「役に立った」と感じてもらえたらとても嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!☺︎
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