にほんご素材帖のイラストを描く中で、改めて感じたことがあります。
それは、助詞はイラスト化は難しいということです。
助詞はことばとことばの関係を示すものであり、単体では意味を持たないからです。
助詞の理解は難しく、間違えると意味が正しく伝わらなかったり、全く違う意味になってしまったりします。
それだけに、助詞は学習者が時間をかけて向き合う必要がある分野ではないでしょうか。
では、そのような助詞の学習を、イラストはどのように支えることができるのでしょうか。
イラストで場面や文脈を示す
例えば助詞のドリルを行うとして、すべてが活字の場合、学習者の意識は文全体に分散すると思います。
しかし、イラストで場面や文脈を示すことで、名詞の部分はイラストが補い、自然と空欄の助詞に意識が向くようになるのではないでしょうか。
助詞の違いをイメージとともに捉えることで、より深い理解につながると考えます。
授業活用アイデア

この画像はドリルの例です。
① 学習者がドリルの( )内に「が・を・に」のどれかを記入する。
② 教師が猫のイラストと鳥のイラストを指差して、イラストの名詞を確認する。
③ 教師と学習者で答えを確認し、「猫が鳥を見ます。」など文で声に出して読む。
④ 発展として、教師が家と猫のイラストを入れ替えたり、別のイラストに差し替えたりして、助詞への理解を深める。
イラストは、にほんご素材帖で無料ダウンロードできます。
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助詞のドリル作成のアイデアにご活用ください☺︎